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自己紹介と会社爆発(1)

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こんにちは。

1→10期の経営者の伴走業として14年目、株式会社ビズラボ 人見康子です。 

1 → 10 期 とは何か
0 → 1 期 ビジネスモデル確立
1 → 10 期 社長孤軍奮闘から組織化
10 →100期 規模拡大

詳細は、ここでお伝えしていること をご覧ください。
 
この度は『ビズラボメンバーズ』をお読みくださりありがとうございます。

このサイトでは、経営者でありながら、プレイヤーとしても走り回っておられる中小企業経営者向けに、隙間時間にお読みいただけるよう、コンパクトにまとめ発信しています。

さて、今回のテーマです。
タイトル「自己紹介と会社爆発(1)」、今回は「なぜ中小企業の伴走業を行っているか」、そして「このサイトを始めた背景」について、書きたいと思います。 



なぜ中小企業の伴走?

私、人見康子は、「なぜ中小企業の伴走業を行なっているか」。

それはこれがわたしの使命であると感じているからです。
そう感じるようになった背景を、自己紹介と会社爆発(1)(2)にてお話ししたいと思います。



30人、非常に高いハードル

さて、1→10期、30人あたりにある「壁」が、非常に高いハードルであることを
まず実際の数字から確認してみます。

平成24年(その後の調査では従業員別の社数がないため、こちらが直近となります)の経済センサスによると、日本には法人企業数はおおよそ171万社存在します。(尚、個人事業は別に218万社あります)
さらに171万社の法人企業数を従業員規模別に見ると次のようになります。

これをグラフにしたのが次となります。グラフの単位は千社です。



ギアチェンジに成功し100名を超える企業は2.5%

1→10期、30人あたりを超えていこうとする企業は緑色の従業員区分です。
このグラフを用いて、このサイトでお伝えしたいこと、それは1→10期をクリアし、従業員数が100名を超えていく法人は全体の2.5%未満であるという事実です。



多くの困難に遭遇、会社爆発とネーミング

もちろんビジネスがスケール(成長・拡大)を前提としない会社も多いと考えられ、97.5%が失敗というわけではありません。

しかし、これまで30年以上に渡り、中小企業の経営者のみなさまとご縁をいただいてきました。
そしてこの30名でマネージメントのギアチェンジがいかに困難か、さまざまなな困難があります。(これは人見の造語ですが)会社爆発が起こります。その実例を数多くみてまいりました。それが伴走業を使命と呼ぶ背景となるのですが、、、。



困難の実例は、自己紹介と会社爆発(2)にて紹介します。




人見康子自己紹介


リクルートで人生の宿題に出会う

ここでは、この伴走業を始めた経緯、人見の背景をお伝えしたいと思います。

わたしは大学を卒業後、新卒で入社したのがリクルートという会社でした。当時配属されたのは中小企業を担当する部署で、ずばりわたしの人生をかけた使命となる、30名あたりの企業も多くありました。

もちろん当時は経営者の伴走などできるわけもありません。採用広告の営業をしておりました。
次第に、多くの経営者と会話できるようになり、広告の営業以外にも、何か役にたつ提案をできるようにと、会社からそういったプラスアルファの提案も求められるそういった空気はありました。

事実、多くの経営者の孤独と苦悩に、たいへんな状況にも数多く立ち会いました。ずばりここでお話ししている会社爆発でした。しかし、20代だったわたしには、なんとかしたいという思いだけが空回りするばかり、どうすれば良いか、それはわからないままでした。

人生の宿題となったのです。

その後転職することとなります。
当時女性には事務職以外の門戸はほとんどなく、営業畑で男性と変わらない仕事・ポジションを探していた私が見つけられたのは、小さいオーナー会社でした。また30名くらいの会社です。しかし、リクルートとこの会社を対比することとなる経験が、羅針盤となっていきます。

リクルートという会社は、非常に優秀な人材が多く、新入社員であっても自ら考え提案し行動することを推奨されていました。それが文化となっていました。

当時の社是が「自ら機会をつくり機会によって自らを変えよ」でしたから。成長をモチベーションのエンジンにみなが切磋琢磨していました。

一方、転職先の中小企業で感じたことはこうです。



透明人間に見えた社員たち

「どうしてここの社員たちのほとんどは、透明人間のようなのだろう」。
自ら考え、意見を発しない社員たち、
失礼ではありますが、わたしには透明人間のように感じたのでした。

さらに

「FAX送付状もない、仕事を進めるフローもない、行き当たりばったり」
「総務がおらず、名刺の発注をトップがしている」

わたしには謎ばかりでした。
しかし社長は言っていました。



ソニーに負けない中小企業?

「うちは規模は小さいけど、ソニーに負けない財務諸表なんだよ」と。
(当時、代表にとってベンチマークはソニーでした)

あれもこれも、当時のわたしには「?」しかありません。
当時、その意味は解釈できませんでした。



その後これらを自分で咀嚼研究し今に至るのですが、
その「?」は、1→10期というフェイズが、完成され洗練された組織とどう違うのかを理解することでした。
では、現在のわたしが解説します。



発展途上の企業の特徴

1→10期である上述の中小企業でわたしが思った「?」とは何か、それは次の3つです。

中小企業は/の

1、仕組みづくりがまだ途上

2、人材に関して自己主導段階以上が少ない

3、勝ちパターンの一つは省エネ経営である

1・3については 「中小企業のチェックポイント」で2については 「人の問題をどう考えるか」で詳しくお話しします。

(自己主導段階とは、成人発達理論のステージを示す言葉です。追って書いてまいりますが、ご興味のある方は、ハーバード大学教育大学院、ロバート・キーガン教授の書籍等をご覧ください)

中小企業の苦労は何か?
これらを自分で咀嚼研究しながら、中小企業診断士なども勉強し、商工会議所などでの研修も経験し、株式会社ビズラボを設立、現在に至るのですが、

どんな勉強より、リクルートと中小企業を対比できた経験、そして多くの経営者さまの現実に共に向き合ってきた日々が糧になりました。

さて少し長くなりましたので、続きは次の記事にて書きたいと思います。

とはいえ、気になることがある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。 お客様の業種、規模、現状のケースにおいてはどう判断すべきかをお伝えします。 (無料です)
1→10期は、まだまだ「できること・できないこと」があります。
だからこそ、何を選択し、どの順番で組織をつくりあげていくかが重要となります。

知っている・知らない、これにより大きく判断を間違える、また時間がかかってしまうことが多いものです。

引き続き発信してまいります、必要な方のお役に立てますように。
(23.09.17)

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