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2024年 さらに多くの価値観に出会いたい

近日公開:今後順次アップしてまいります。
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こんにちは。1→10期の経営者の伴走業として14年目、株式会社ビズラボ 人見康子です。 
この度は『ビズラボメンバーズ』をお読みくださりありがとうございます。

このサイトでは、経営者でありながら、プレイヤーとしても走り回っておられる中小企業経営者向けに、隙間時間にお読みいただけるよう、コンパクトにまとめ発信しています。

さて、今回のテーマです。
タイトル「2024年 さらに多くの価値観に出会いたい」
副題は、わたしがこの仕事をする本当の理由、わたしのブログです。
(以下、とある方にヒアリングを受けた際の回答から)

ビズラボ人見、同じ仕事はほとんどない

「なんでそんなに頑張るの?」そう言われるのがほとんどの毎日を過ごしています(笑)。
多くのコンサルタントと呼ばれる方々は、ご自身の得意なことにお客様を当てはめている。一方でビズラボ人見の場合、クライアントである経営者の日替わりで変わるお困りごとに対応している。

お客様のご状況と経営者様のご希望により、例えば、まずは営業のトークスクリプト、次はマネージメントの仕組みづくり、さらにその現場定着、それがクリアすると次は中長期を考えてAIを活用したあれこれ、、、といった具合、、、にご支援の内容が変化していくということ。

そうすると、、、おかげさまで自分でいうのもなんですが、何が(ご依頼として)でてきても怖くなくなりました(笑)。もちろん未経験のご依頼内容もあり、まずアドバイザーを探すことから始まるプロジェクトもります。ですので、私の仕事はディレクションのみの場合、そしてディレクションを軸に得意分野であれば実務も同時にお受けする場合といった具合です。中小企業は、仕組みづくりについてあれもこれも未完成、ほとんどは0→1仕事ですね。

これが楽しいのですから、仕方ないですね。私自身、「やったことないことをしたい」、この性格が背景にはあるのでしょう。

一般に仕事は慣れていることをしますよね、そういう意味からいうと真逆です。日々大騒ぎで大変ですね。でもそれで1ヶ月たつと自分でも、「あ、わたし別人になっている」、文字通り大きく変わっていると思います。


経営者 それぞれの価値観が興味深くて

ご縁をいただいて当初は、営業戦略とか、理念とか、、、、社員のモチベーションとか、そういった話をお聞きすることから入るのですが、「社長になられた経緯は?」、「なぜ独立されたのですか?」といったお話をお聞きすると、その社長が経営をしている意味、会社をおこしたまたは承継した背景というところに辿り着きます。

それは、売上とかビジョンとか、そういった経営の枠からは大きくはみ出てくることが多いものです。わたしがこの仕事をやっているのは、そういった背景にある経営者の人間味というか、生き様というか、一つとして同じではない、その方の価値観に触れる瞬間がたまらないからでしょう。

何をご商売、生業にしているか、業種業態という枠はもちろんあるけれども、中小企業だからこそ、それはイコール経営者という人間そのもの、その等身大の姿がある。その姿をありありと臨場感もって感じられることが、何より嬉しいのです。

承継社長は親の苦悩を感じ取り

2代目や3代目の承継社長の場合、思春期から20代あたりで、苦労していた父親(先代社長)の姿を見て感じていたことが、承継社長の経営方針に色濃くあらわれてくる。
(経営方針、そんな言葉にくくりたくないですが)

現在の経営者(承継社長)が思春期を迎えたころは、バブル崩壊、IT不況、さらにリーマンショックとパンチが続いたころですから、先代はいずれかまたは複数のご苦労に直面している。家庭内で愚痴をこぼすことのない父親(先代社長)であったとしても、苦労している姿を息子(娘)さんはしっかり観ている。

さらに、わたしがご縁いただく企業様は、一次下請け、二次下請けといった立ち位置であることも多く、自立性をもてない苦悩も真ん中にある。顧客にも取引先にも金融機関にも振り回される状況を目の当たりにして、こんなことを続けてはいけない、父親(先代社長)の後ろ姿を見ながら後継社長は多感な心に強く刻むのでしょう。

さらにここからが重要で、なぜ自立できていなかったか自社の弱さから目を背けず、しっかり課題として認識する。ここからはその会社その会社で具体的なストーリーは違ってきますが、、、。
そういったところから根の張った方針や理念が、承継社長の中に醸成されていくのでしょう。
昨日や今日の作文じゃないですよ。

脱サラ組は社会のうねりに闘いを挑み

化学、医薬といった分野になると闘う先は、脱下請けという文脈から離れ、その敵はとてつもなく大きい、業界、いや社会全体のようなスケールになる。

とある化学メーカーの社長は、縮小傾向にある診療費の中で不自然な動きを見せている数値項目を指してこう話す。「この数字の伸びは、米○○○○○のロビー活動によるもの」と。さらにこう続ける「、、、ここの製品は、日本人には・・・という点で問題があるのだが」と。

許認可や登録が必要な業態、悪質な会社の参入は避けられるが、同時に大資本や外圧による大きなうねりはノンコントロールだ。

その社長は言う。だから「本当に良いものだけを流通させるのです」。「価格競争力をキープするために、販売コストはかけられませんが、、、・・・・で、広まりますから」と。(これ以上の情報は書けません。カットさせてください)

社会での自分の通知簿を見たい 起業する優(勇)者も

わたしがリクルート出身者であるという背景もありますが、起業した理由は、自分の実力を計りたかったという人も周囲には結構多い。
最近は、スタートアップに対して出資する支援は増え環境は良くなったのでしょう。とはいえ、支援の少ない時代であっても、優者(勇者?)は先輩の経営者に「独立したいです。ビジネスプラン聞いてください」と、プレゼンをして、出資を受け自己資金ゼロからスタートしたという方も少なくない。

結果、成功している方が多い。社会での通知簿にも満足している。とはいえ、若かったなあとおっしゃる方も多いです。
毎回、どの経営者さんとお話ししても同様に確認することがある。成功は能力とか(一定の能力以上の方しか起業していませんが)、手法じゃないということ。みなさん、さまざまな壁が山のようにあった。トラブルは必ず起きる。そんなとき、プランA、B、C・・・ってやり続けるだけ。ああこうきたか、ならこう、そうきたら次はこう、ってそれしか無い、それをやり続けられるかどうかですね。

2024年はもっと多くの価値観に触れにいく

2023年は個人的にライフのバランスにウエイトをかけた年でした(もとがワーク=ライフだったこともあります、笑)。このペースは守っていきたいとは思います。そして2024年、来年はもっともっと多くの経営者さんたちの価値観に触れたい、触れに行きたい、とそう考えています。お邪魔しますのでどうぞよろしくお願いします!

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引き続き発信してまいります、必要な方のお役に立てますように。

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